第65回「 ルーツ・オブ・伊藤銀次」特集その1 放送後記 from 土橋一夫
「POP FILE RETURNS」第65回放送、お楽しみ頂けましたか?
今回からの2週は新企画として、銀次さんが自らの音楽的ルーツを明かす「ルーツ・オブ・伊藤銀次」をお届けしております。
最初の放送となりました今回は、主にブリティッシュ・ポップやロックを紐解いていこうということで、ビートルズ周辺の話題、そして「Please Mr. Postman」(これが最初に友達から借りて聴いたレコードだそうです)や「All I've Got To Do」を銀次さんのギター弾き語りによるスタジオ・ライヴでお届け致しました。
中でもビートルズの音楽を初めて体験した時のお話、そしてそこからラジオを通じて洋楽にはまっていく過程、そして初めて妄想の世界で自身のバンドを結成し、シングル曲のタイトルを考えてジャケットを作ったことなど、その辺りを話されているときのスタジオでの銀次さんはとても楽しそうで、私にもその時の興奮や情景が伝わってくるようでした。
今回の放送、伊藤銀次ファンは本当に必聴です!そして番組後半でのジョン・レノンに対する分析、これもなるほどと思えるものでした。「レコード・マンスリー」を見るために通ったレコード店の思い出、そしてそこでの交流などは、きっとアナログ時代を知る皆さんにも共感頂けることだったと思います。
さてこの番組のセカンド・シーズンでは、皆様のアイディアを元にした特集をどんどん考えて行きます。
皆様からのご意見やご要望、採り上げて欲しい内容、ゲストのアイディアなどをお待ちしておりますので、是非番組ホームページの「投稿フォーム」からお寄せ下さい。
「POP FILE RETURNS」は、リスナーの皆様からのリクエストやお便りで成り立っております。
また過去の放送の再配信も期間限定ですがスタートしておりますので、是非チェックしてみて下さい(スマートフォンにも実験的にですが対応しております)。
それでは次回の放送もどうぞお楽しみに。次回もこの続きをお送りします。