ボ・ガンボスのデビュー30周年を記念ボックス『1989』をご紹介いただいた前回に続き、ゲストにDr.kyOnさんをお迎えしてお送りします。ボ・ガンボスの名曲を聴きながら、今回は銀次さんとの《共通点トーク》でもりあがりました。
前回の放送後記でも書きましたが、本当に銀次さんとkyOnさんは共通点が多いんです。まず誕生日が1日違い(!)だし。同じ関西育ちだけど音楽活動は東京のほうが長いところも似ているし。収録中、実はお互い、ルーツが熊本にあるということも発覚。《肥後もっこす+関西系》という希有なジャンルということで意気投合しました……て、なんなんだ、そのジャンルは(笑)。あと、どちらも大学は理系なんですよね。確かに、おふたりの会話を聞いていると理系キャラだなと思うところはあちこちにありますし。今回、理系ミュージシャンの魅力というのがよくわかった気がしました。確かに理系男子はロマンチスト、ですよね。
そして。ハートランドでは《プロフェッサー》と呼ばれていた銀次さんと、《ドクター》と呼ばれるkyOn。となれば、やっぱり、やっぱり、このふたりが揃ったとなれば訊いてみたいですよね、佐野元春さんとの仕事について! 銀次さんもkyOnさんも、ジャンルを問わず本当にたくさんの個性的なヴォーカリストと組んできたわけですが。そんな中でも、佐野元春という人はいかにスペシャルな存在なのか。そのあたりもじっくり伺っちゃいました。ドクターとプロフェッサーが語る佐野元春論。必聴です。最強です。愛と尊敬、そして鋭い観察眼(笑)。このふたりも凄いんだけど、そんな人たちをバンド仲間として抜擢した佐野さんの慧眼にもあらためて驚きます。そんなわけで《昭和の元春ギャル》ことワタクシは楽しくて楽しくて笑いが止まらない収録でしたが、今ごろ佐野さんは謎のくしゃみが止まらない……かもしれません。ごめんなさい( ・∀・)。
《銀次のオススメ》では、ジャンルを超えたポップ・ミュージック愛好家にはおなじみ、を金沢寿和さん選曲監修の和モノ、シティ・ポップスのバイブル”Light Mellow”シリーズの最新盤をご紹介。なんと、古今の名曲がずらり並ぶ3タイトル、選曲はもちろんのことジャケも素敵。銀次さんも収録前にインデックスを眺めながら「本当にいい曲、いっぱい入ってるんだよね」。今回はソニー編のラストを締めくくる、我らが銀次先輩のナンバーをお聴きいただきます。「まさかヒロミ・ゴーと自分が同じコンピに入る日が来るとは」と、そんなところでもひそかに大喜びの銀次さんなのでした(笑)。
さて、番組では皆さまからのご感想、ご意見、ゲストや企画へのリクエストなどなどをお待ちしています。この番組ホームページ上のメールフォームからお送りいただけますので、一言メッセージだけでもお気軽にお送りくださいね。始まって間もないサード・シーズンですが、日々たくさんのあたたかいメッセージをいただいて銀次さん&スタッフ一同うれしく拝見しております。ありがとうございます! なかなか番組内ですべてをご紹介できないのが心苦しいのですが、今後は《放送後記》の中でもお便りご紹介できればなと思っています。よろしくお願いします。