アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第99回「NIAGARA CD BOOK ?」特集その2~大滝さんには凹まされました編~
ゲスト:ドラマー 上原‘ユカリ’裕
2015/03/27 配信

放送後記 from 能地祐子 『NIAGARA CD BOOK2』発売記念、ナイアガラのレッキング・クルー上原“ユカリ”裕さんをお迎えしての後編。今回は、およそ半世紀近くにわたる銀次さんとユカリさんの長い長い友情の物語について伺いました。紫のタンクトップを着た長髪の美少年、京都の3大高校生ドラマーと呼ばれていたユカリさんを初めて見た時の銀次さんの印象は? ユカリさんから見た若き日の伊藤銀次はどんなギタリストだった? 日本語のロック・関西版の始まりの渦中で青春を過ごしたお二人の話は、音楽ファンとして非常に興味深かったです。銀次さんも、いつになく饒舌に当時の思い出をたくさん語っておられました。やっぱり、昔からの仲間と一緒にいる時はいつもとはちょっと表情が違いますね。収録後、銀次さんに「ユカリさんって、不思議なオーラがある方ですね」と言うと、「そう。彼は16歳の頃からあのままなんだよ。僕が“年下だけど人生の師匠”って言った意味、わかるでしょ?」と話してくださいました。当日、とてもじゃないけどラジオでは話せない超絶爆笑エピソードもいろいろい伺ったんですが、うーん、こりゃウェブにも書けません(笑)。今度、ライブ等でおふたりに会う機会があったら、こっそり訊いてみたら話してくれるかもしれませんよ。

 《銀次のオススメ》 今回はなんと! キャンディーズの話題です。銀次さんはテレビ番組『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』がお好きで、それがきっかけでキャンディーズの曲をよく聴くようになったとか。シングル曲、B面も名曲が多いんです。これを機会に、「ファンだったなぁ」なんて思い出した方は聴き直してみてはいかがでしょうか。さて、コーナーの冒頭には次回100回目のゲストも、ご本人ちらりと登場!?

 番組では、みなさまからのメッセージをお待ちしております。お聞きになっての感想、こんなゲストを呼んで欲しい、アンコール放送のご希望などなど、このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。この番組、オトナを中心に幅広い層のみなさんにお聞きいただいているとのこと。ありがとうございます。お送りいただいたメッセージも、すべては紹介できませんが番組収録の大切なガソリンとなっております! ひとことでも結構です、ぜひお聞きになった記念にメッセージを何かお送りいただけるとうれしいです。ではでは次回! ついにやってくる第100回! そして、あのゲストもついにやってきます!! どうぞお楽しみに!

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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