『笑点』の司会者として日本中に顔と名前が知られた人気落語家・桂 歌丸。忘れられた噺の掘り起こしを精力的に行い、圓朝作の長編人情噺への取り組みはライフワークとなりました。
古典への工夫を重ねながら晩年まで情熱を持ち落語と向き合い、歯切れよく柔らかな口調でつづられた円熟の芸。ソニー・ミュージックダイレクトの落語レーベル「来福」では、その素晴らしい口演の数々を厳選し、初心者から落語通まで納得のラインナップを取り揃えております。
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桂 歌丸 (かつら うたまる)
昭和11年8月14日 神奈川県横浜市生まれ
出囃子:大漁節
1951年(昭和26年)11月 | 五代目古今亭今輔に入門。 |
1954年(昭和29年)11月 | 二つ目昇進。 |
1961年(昭和36年) | 兄弟子・米丸門下に移籍。 |
1964年(昭和39年)1月 | 桂 歌丸に改名。 |
1966年(昭和41年)5月 | 日本テレビ「笑点」番組スタート、大喜利レギュラーとなる。 |
1968年(昭和43年)3月 | 真打昇進。 |
1974年(昭和49年)1月 | 横浜三吉演芸場にて「歌丸独演会」第一回開催。 |
1974年(昭和54年)7月 | 社団法人落語芸術協会理事に就任。 |
1989年(平成元年) | 横浜市政100周年にて市民功労賞、同年文化庁芸術祭賞受賞。 |
1994年(平成6年)8月 | 国立演芸場にて「三遊亭圓朝作・真景累ヶ淵」スタート。 |
1999年(平成11年)11月 | 社団法人落語芸術協会、副会長に就任。 |
2002年(平成14年)8月 | 国立演芸場にて「三遊亭圓朝作・怪談牡丹燈籠」スタート。 |
2004年(平成16年)2月 | 社団法人落語芸術協会、会長(五代目)に就任。 |
2005年(平成17年) | 芸術選奨文部科学大臣賞受賞。 |
2006年(平成18年)5月 | 日本テレビ「笑点」五代目司会者に就任。 |
2007年(平成19年) | 旭日小綬章受章。 |
2010年(平成22年)7月 | 横浜にぎわい座館長に就任。 |
2011年(平成23年) | 噺家生活60周年を迎える。 |
2016年(平成28年) | 「体力の限界」を理由に笑点の司会を引退することを発表。同年5月22日放送の「笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル」を最後に勇退。 |
2018年(平成30年)7月2日 | 横浜市内の病院で死去。享年81歳。 |