ピンク・フロイドのヴォーカル・ギタリスト、デヴィッド・ギルモアの2015年の『飛翔』以来9年振り、通算5作目のオリジナル・ソロ・アルバム。伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッド参加。亡きピンク・フロイドのリチャード・ライトもフィーチャー。英UNCUT誌は「迫りくる死にインスピレーションを得て作ったパワフルな新作」と評す傑作

デヴィッド・ギルモアDAVID GILMOUR

デヴィッド・ギルモア 『邂逅』LUCK AND STRANGE

2024年9月6日発売

CD:デヴィッド・ギルモア 『邂逅』DAVID GILMOUR 『LUCK AND STRANGE』

デヴィッド・ギルモア 『邂逅』DAVID GILMOUR 『LUCK AND STRANGE』

2024年9月6日発売
【日本盤のみのボーナストラック1曲収録!】
CD:SICP-31722(日本盤のみ高品質Blu-spec CD2)
税込2,970円

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  • 収録曲
  • 1 Black Cat ブラック・キャット
  • 2 Luck and Strange ラック・アンド・ストレンジ
  • 3 The Piper’s Call ザ・パイパーズ・コール
  • 4 A Single Spark ア・シングル・スパーク
  • 5 Vita Brevis ウィータ・ブレウィス
  • 6 Between Two Points - with Romany Gilmour ビトウィーン・トゥー・ポインツ
  • 7 Dark and Velvet Nights ダーク・アンド・ヴェルベット・ナイツ
  • 8 Sings シングス
  • 9 Scattered スッキャッタード
  • BONUS TRACKS
  • 10 Yes, I Have Ghosts イエス・アイ・ハヴ・ゴースト
  • 11 Luck and Strange (Original Barn Jam) ラック・アンド・ストレンジ(Original Barn Jam)
  • 日本盤CDボーナストラック
  • 12 Scattered (Orchestral) スッキャッタード(Orchestral)

LP:デヴィッド・ギルモア 『邂逅(オレンジ・カラーヴァイナル)』DAVID GILMOUR 『LUCK AND STRANGE(Orange Color Vinyl)』

デヴィッド・ギルモア 『邂逅(オレンジ・カラーヴァイナル)』DAVID GILMOUR 『LUCK AND STRANGE』

2024年9月6日発売
【完全生産限定】
LP:SIJP-196(輸入盤国内仕様 オレンジ・カラーヴァイナル)
税込4,950円

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  • 収録曲
  • SIDE A
  • 1 Black Cat ブラック・キャット
  • 2 Luck and Strange ラック・アンド・ストレンジ
  • 3 The Piper’s Call ザ・パイパーズ・コール
  • 4 A Single Spark ア・シングル・スパーク
  • 5 Vita Brevis ウィータ・ブレウィス
  • 6 Between Two Points - with Romany Gilmour ビトウィーン・トゥー・ポインツ
  • SIDE B
  • 1 Dark and Velvet Nights ダーク・アンド・ヴェルベット・ナイツ
  • 2 Sings シングス
  • 3 Scattered スッキャッタード

Produced by Charlie Andrew and David Gilmour
Engineered by Matt Glasbey, Charlie Andrew, David Gilmour and Damon Iddins
Additional engineering by Andy Jackson and Luie Stylianou
Mixed by Matt Glasbey, Charlie Andrew and David Gilmour

「迫りくる死にインスピレーションを得て作ったパワフルな新作」

“The Voice and Guitar of Pink Floyd”=デヴィッド・ギルモアが9年振り新作『邂逅(Luck and Strange)』が9月6日にリリースすることを発表。

『邂逅(Luck and Strange)』はブライトンとロンドンで5ヶ月余りをかけてレコーディングされ、デヴィッド・ギルモアの全曲新曲のアルバムとしては2015年の『飛翔(Rattle That Lock)』以来9年ぶりとなる。

プロデュースを手がけたのは、デヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリュー(ALT-Jやマリカ・ハックマン他)。きっかけはマーキュリー賞を受賞したインディー・バンド、ALT-Jを手がけたチャーリー・アンドリューのプロデュース・ワークに感銘を受けたデヴィッド・ギルモアが彼にインスタグラム上でダイレクト・メッセージを送ったことから始まる。これまでにない新たな制作過程についてデヴィッド・ギルモアはこう語る。

「チャーリーを家に呼んだんだ。いくつかデモを聴いてくれて “ところでどうしてこんなところにギター・ソロがないといけないんでしょうか?”“全部フェード・アウト?いくつかはただ終わらせる訳にはいかないんでしょうか?”なんて言っていた。彼は僕がこれまでやってきたことに対して、素晴らしいくらい知識やリスペクトに欠けているんだ。とてもダイレクトで、まったくもって萎縮していない。そこが最高にいいんだ。僕にとってはとにかくとてもいい。ただ言われるがままというのだけは嫌だからね」。

アルバムの歌詞の大半は、この30年間デヴィッド・ギルモアとコラボレーションを行ってきた妻のポリー・サムソンが担当。ポリー・サムソンは『邂逅(Luck and Strange)』のテーマについてこう語る。
「年老いていく身の視点から書いたもの。死の必然性が絶えずありました」。

デヴィッド・ギルモアも更にこう語る。
「僕たちはロックダウンの最中、そして、その後もその手のことを話し合ったり考えたりしながら、たくさんの時間を費やしたんだ」。

ポリー・サムソンはチャーリー・アンドリューと仕事を共にする経験によって自由になれたとも言う。

「彼は曲の内容を知りたがるし、その曲で演奏する全員が、歌詞の内容を演奏に反映させることを望み、それがとてもうまくいきました」。

アルバムは新曲8曲とともに、2000年代初期のインディー・デュオ、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの「ビトウィーン・トゥー・ポインツ」の美しいリメイクを収録する。アートワークと写真は、高名なアーティスト、アントン・コービン (Anton Corbijn)によるもの。

本作に参加したミュージシャンは、ベースのガイ・プラット(1987年以降ピンク・フロイドのレコーディングやツアーに参加)とトム・ハーバート、ドラムスのアダム・ベッツ、スティーヴ・ディスタニスラオ、キーボードのロブ・ジェントリーとロジャー・イーノ(ブライアン・イーノの弟)、ストリングスとコーラスのアレンジを行ったウィル・ガードナー、そして伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドも参加。タイトル曲「Luck and Strange」には今は亡きピンク・フロイドのキーボード奏者、リチャード・ライトもフィーチャーされており、2007年にデヴィッド・ギルモアの自宅にある納屋で行ったジャムの音源が使用されている。

録音には2020年と2021年のロックダウン中にデヴィッド・ギルモアと家族が世界のオーディエンスに向けて行ったライヴ・ストリーミング“フォン・トラップト”から登場した者たちもいる。娘のロマニー・ギルモアは歌とハープを担当し、「Between Two Points」ではリード・ヴォーカルで登場。息子のガブリエル・ギルモアもバッキング・ヴォーカルで参加。また息子のチャーリー・ギルモアはアルバムの最終曲「Scattered」の作詞を担当し、アントン・コービンが撮影とデザインを手がけたアルバム・ジャケットのイメージはこの詞からインスピレーションを受けている。

『Luck and Strange』で家族と仕事を共にしたことについて、デヴィッド・ギルモアはこう語る。「ポリーと僕は30年以上一緒に曲を書いてきたし、“フォン・トラップト”のライヴ・ストリーミングではロマニーの声やハープ・プレイの素晴らしい融合が見られた。僕たちはそれによって、僕がしがらみを感じていた過去の一部を捨て去って、それらのルールを投げうって、やりたいと感じるままにやろうという気になったんだ。実に楽しいよ」。

邦題『邂逅』。世界で日本のみ!日本盤CDに奇跡のボーナストラック収録決定!

9月6日に発売となるピンク・フロイドのヴォーカル&ギター、デヴィッド・ギルモア9年振りのソロ新作の日本盤の邦題は『邂逅』、そして、CDにはこれまでの歴史上ピンク・フロイド関連では不可能だった「日本盤ボーナストラック」の奇跡の収録が決定した(全世界で日本のみ)。また、アナログLPは輸入盤国内仕様オレンジ・カラーヴァイナルで発売(完全生産限定)。海外ではインディ・エクスクルーシヴのみで限定販売されるオレンジ・カラーを日本盤に使用できることになった。

新作に関して英UNCUT誌は「迫りくる死にインスピレーションを得て作ったパワフルな新作」と評し、「死の必然性を受け入れつつ、人生には単なる幸運や奇妙なことだけではない不思議な巡り合わせがある」ということが全体に流れるテーマとなっており、邦題の『邂逅』はそこから導き出されたもの。

アルバムからの第1弾シングル「The Piper’s Call」のミュージック・ビデオには、伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドを始め参加メンバーや家族の姿、スタジオでのレコーディングや教会でのフォトセッションの模様を垣間見ることができ、最後のギター・ソロではデヴィッド・ギルモアが珍しくレスポールを弾く姿も確認できる。

LUCK and STRANGE

*LUCK and STRANGE:ある出来事や状況が運や偶然に頼っており、または奇妙で予測できないようなもの。「幸運や奇妙なことが起こっている」「不思議な巡り合わせ」

*生は偶然、死は必然。それは単なる幸運や奇妙なことだけではない=幸運な偶然を得る主体的な力も必要。人生には終わりがある 死の必然性を受け入れ、今この瞬間を精一杯生きる

*人生を振り返りながら、運や奇跡だけでここまで来たのではないと祈りつつ、迫りくる死も自覚しているので、家族や大切なものに感謝や愛を注いでいこう…

*邂逅:めぐり逢い。思いがけなく出会う、巡り合う。人生が劇的に変わるような運命の出会い。

「偶然の出会い」とともに「会うべくして会った」という意も。

デヴィッド・ギルモア 『邂逅』DAVID GILMOUR 『LUCK AND STRANGE』JKアートワーク

*アートワークは息子のチャーリー・ギルモアが書いたアルバムの最終曲「Scattered」の詞よりインスピレーションを受け制作。

*川の流れに身を任せるのではなく、川の流れに逆らうように、それを遮るように立つ奇妙な男

*「Scattered」は人間の意識がもたらす奇跡と、その対極にある考えられないことについて描かれている。

*「Scattered」の歌詞より

川の中に立つ男は 流れに逆らって進んでいく
時間とはそれを押し戻す流れのこと 僕は押し流されていく

*川の流れに逆らい、遮るように立つ男は、一方で「流れを受け入れよう」と踏ん張っているようにも見える・・・<奇妙な運命>を悟り、喜んで受け入れようと決意している姿といえるかもしれない。

【関連リンク】

アーティスト・オフィシャルサイト:http://www.davidgilmour.com

日本オフィシャル:http://www.sonymusic.co.jp/artist/DavidGilmour/