おいしい具材はごちゃまぜに・・・
大江千里のソングライターの才能が輝るベスト・オブ・ベストが装いを新たにして再登場!
1889年発売でオリコン2位を記録した『Sloppy Joe(スラッピー・ジョー)』と1994年発売でオリコン9位を記録した『Sloppy Joe Ⅱ』の2枚がセットになり、ナイスプライス・エディションで発売。この2枚は、単なるベストとは異なり千里本人が大きく関わった企画で、サウンド面でリミックスやエディット等の手が加えられました。こうした丁寧な制作作業によって新たな息吹を吹き込まれた歌達はオリジナルとは異なる魅力を発揮し、歌に深みを与えることに。
今回の再発では最新デジタル・リマスタリーを実施しBlu-spec CD2により高品質で楽しめる内容となっています。また千里本人の書き下ろしによるニューライナーノーツは、今回の再発を一層価値あるものにしています。
■大江千里のニューライナーノーツ『Sloppy Joe Ⅰ』より
10代の頃は先達の見よう見まねでやってきたし、20代になってもそれは形態として続く。ただデビュー曲の『ワラビーぬぎすてて』を書いたときに思った、ぼんやり「この世界観を追求しよう」という気持ちがそのうちに枝葉をつくり、『コンチェルト』や『ステラ』が生まれた。それはR&Bでもフォークソングでもジャズでもなく、どこか私小説が洋楽の上着を来て居心地悪そうに手をこまねいている、そんなかんじだった。そしてあの日『ワラビー』のときに思った「世界観」とは、「言葉でも音楽でも到達できない空間の絵」のようなものであった。いい過ぎず、いい足らなさ過ぎず、歌い過ぎず、歌わなさ過ぎず、それってなによと尋ねられたら、「完成された絵」の手前の「一瞬の小さな景色」のようなもので、それは「何色」でもなく「何風」でもなく、どこか「塗り忘れた塗り絵」のような世界であった。『三人目のパートナー』や『BOYS & GIRLS』などにはこの世界観が色濃く出ていて、それは不思議と今書くジャズの楽曲群にどこかつながっている。
【先着購入特典】アーティスト絵柄缶バッジ
*SonyMusicShopオリジナル特典
*特典がなくなり次第終了となりますので、お早めに
DISC1 Sloppy Joe Ⅰ
- Water & Power
- POWER
- ワラビーぬぎすてて
- REAL
- GLORY DAYS
- 贅沢なペイン
- コンチェルト
- STELLA'S COUGH
- 三人目のパートナー
- Rain
- ふたつの宿題
- フレンド
- MAN ON THE EARTH
- きみと生きたい
- BOYS & GIRLS
DISC2 Sloppy Joe Ⅱ
- 魚になりたい
- たわわの果実
- あいたい (louder voice one from the movie called "Suki!")
- APOLLO
- YOU
- 真冬のランドリエ
- おねがい天国 (what's up!!)
- 夏の決心 (進め、少年編!)
- 塩屋
- 十人十色 (nov's funky bass type)
- 格好悪いふられ方 (original voice)
- 向こうみずな瞳
- 雪の別れ -Giant Steps Version-
- dear (tokyo mix1994)
- たとえば もっと (another Arigato)
- Bedtime Stories (from W4 street)