その歌は時代のコピーのよう・・・
1984年11月21日に発売された『FRENZY』は、それまでに発表されていた『まずいリズムでベルが鳴る』『SCOOP』『CONFUSION』の3枚のアルバムから選曲された初のベストアルバム。収録された10曲の作曲は全て大沢誉志幸で、作詞は1曲を除き銀色夏生が手掛け、充実した作品が並ぶ。『FRENZY』の発売からおよそ1年後となる1985年12月21日に発売された『FRENZY2』は、大沢の曲が持つ魅力である"踊れる"部分にスポットを当て12インチ・シングル用にミックスした彼の代表曲をまとめたもの。
この2枚の企画盤がまとめられたのが、今回発売となる『FRENZY / FRENZY2』。踊れて、魅せて、危険な香り漂う大沢誉志幸。ジャケットも新装し80年代以降の写真を数多く掲載、加えてハイクオリティBlu-specCD 2によりその魅力が存分に楽しめる内容となった。