2013年5月TM NETWORK30周年の活動に専念するため、ソロ活動休止を宣言、同年11月のライヴ以降ソロ活動を封印していた木根尚登が約2年ぶりに再始動とする。この再始動にあたり、ソロ活動第1期と言われるEPICレーベル期に発表した作品5タイトルを一挙再リリース。
CDはすべて最新リマスター音源&高品質CD (Blu-spec CD2) 規格で聴きごたえ充分。各タイトルにレア音源含む2曲のボーナストラックを収録。特に『The Beginning Place ~始まりの場所~』に収録された「You're not alone ~誰かが君を愛してる (Acoustic Version)~」は今回奇跡的に発見された、当時の関係者も記憶に無かった未発表音源。
DVDには、2010年のライヴ・レコーディングと今年新たに撮影された新曲のレコーディング映像による全編未発表の特典映像を収録、アーティスト木根尚登のリアルな表情がそのまま収められた極めて貴重なドキュメント映像である。
ソロ・デビューから約23年。ソロ・アーティストとして、常にクオリティの高いポップ・ミュージックを創作し続け、高い評価を受けてきた木根尚登の“原点”とも言うべき作品群は、TMファンならずとも必ず心に響く傑作ばかりである。
品番:DQCL-3207/価格:¥2,000+税
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Sony Music Shop1. 思い出はクレセント/2. 泣かないで/3. H2O/4. Roots of The Tree/5. 風に向かって走れ/6. I'm On Your Side/ <ボーナストラック> 7. I'm On Your Side (Strings Version)/8. 帰れない二人
TM NETWORKでの木根尚登のアイデンティティは、せつなくも暖かいバラードを書くことだった。そのための努力や時間、試行錯誤を惜しまなかった。だからこそ、「キネバラ」がファンの間で、ときにシングル・ヒット曲以上の人気を誇ったのだろう。ソロ・ファースト・アルバムである本作でも、TMで磨いた手腕を遺憾なく発揮。「バラード職人」「バラードの名手」の面目躍如たる楽曲揃いだ。木根自身は「哀愁」と言い表すことが多い、センチメンタルなフレーズやメランコリックな響きを含むメロディがリスナーの琴線をそっとはじく。曲名が「木根」を意味している表題曲は、発表から20年以上が経った今なお、木根尚登主題歌の座を譲らないほどの、キネバラ集大成。ボーナストラックとして収録されている「I’m On Your Side (Strings Version)」は、最初期の木根ソロを代表する、知る人ぞ知る、素晴らしいトラックだ。
(オリジナル発売日:1992年12月12日)
品番:DQCL-3208/価格:¥2,000+税
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Sony Music Shop1. Not Too Late/2. もう戻らない/3. 夜明けのスローボート/4. 時代を抱きしめて/5. レイニーブルースが聞こえる/6. 君がいた夏/ <ボーナストラック> 7. Don't Turn Away/8. 月の河
ソロ・セカンド・アルバムである本作は、来たるべき初ソロ・ライヴも意識しつつ制作されたのだろう、前作よりBPMを上げた楽曲とバンド・サウンドを押し出したアレンジが特徴的。また、小室哲哉と宇都宮隆をはじめ、土橋安騎夫、北島健二、葛城哲哉、大御所ベーシストの小原礼、米米CLUBのRYO-J、村田和人、鈴木結女など、参加ミュージシャンの多さも本作のひとつの特徴。ところで、前作と本作、ミニ・アルバム2枚で、オリジナル・フル・アルバムと捉え、自分好みに曲順を入れ替え、木根尚登幻のソロ・ファースト・フル・アルバムを制作してみるという、少々マニアックな楽しみ方はどうだろうか? 幻といえば…。ボーナストラックに収録されている「月の河」。TMNのアルバム『EXPO』に収録されてはいるものの、どういう楽曲がさっぱりわからない扱いになっていて、いわば幻の1曲だったが、ここでしっかりフル・コーラスを聴くことができる。
(オリジナル発売日:1993年9月9日)
品番:DQCL-3209/価格:¥2,500+税
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Sony Music Shop1. クジラが飛ぶ日/2. 橋はどこにあるの/3. 隣のサンタクロース/4. 雨音を聴きながら/5. 今はただ君を/6. 冬の花/7. ブリキのメロディー/8. それでもいいと思ってた/9. ホントの君 ウソの君/10. 心の旅先/11. 風 太陽 海/ <ボーナストラック> 12. Bye Bye Bye/13. 妹
木根尚登にとって初のオリジナル・フル・アルバムは、94年にTMNが終了してから初のソロ・アルバムでもあった。まさに自立や独立の第一歩。しかし、B型ゆえのマイペースからか、気負うことなく、自分の歩幅を示している。たとえばアレンジャーの顔ぶれに、その一端を垣間見ることができる。奈良部匠平と嶋田陽一、2人のプロフェッショナルと並べ、当時新人の、しかもアレンジが専門ではない石井妥師を大抜擢。自宅録音やアマチュアリズムにも、プロ・ミュージシャンの高度な演奏やプロ・アレンジャーの完璧な編曲と同じだけの価値を見い出す木根尚登独特の「デモテープ主義」の表われと見る。TM時代も、前2作のソロ・アルバムも、その主義が顔をのぞかせていないので、ソロ・アーティストとしての主義主張や趣味趣向を公にした本作は、まさに自立と独立の第一歩かもしれない。ちなみに本作で見せた「デモテープ主義」は、20年以上のソロ活動中、何度も顔をのぞかせることになる。
(オリジナル発売日:1995年12月1日)
品番:DQCL-3210/価格:¥2,500+税
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Sony Music Shop1. SOME MORE/2. パラノイアな風景/3. 投函されない手紙/4. 永遠のスピード/5. 長い影/6. 雨のトロイメライ/7. GATE/8. 誰かが君を愛してる/9. 友よ、風に抱かれて/10. UNKNOWN TOWN ~見しらぬ街~/11. Marching for new day/12. 始まりの場所/ <ボーナストラック> 13. You're not alone~誰かが君を愛してる(Acoustic Version)~ ※初商品化/14. こぶし
流れを追うと、『liquid sun』に続き、小室哲哉のサポートを得た『REMEMBER ME?』とアニメ映画『エルマーのぼうけん』のサントラ・アルバムを発表し、5thソロ・アルバムである本作へつながる。アルバム・タイトルは、デビューを志していた頃の熱を思い出し、本作を始まりの場所とし、これからも前進する、との意思表示。その思いは「GATE」「始まりの場所」に集約されている。また、収録曲のほとんどを木根自らアレンジしている点にも注目したい。前出の意思を行動で示したのだろう。同時に、『liquid sun』からの「デモテープ主義」を、自分らしさのひとつとして、さらに推し進めたかったのではないだろうか。ところで、EPICレーベルでのラスト・オリジナル・アルバムになる本作を「始まりの場所」と名づけたのは、偶然か、それとも意図的か…。どちらにしても結果的に、これからも進む、という思いが強く伝わってくる。
(オリジナル発売日:1998年10月31日)
品番:DQBL-3211/価格:¥4,000+税
約93分/片面2層/COLOR
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Sony Music Shopクジラが飛ぶ日/友よ、風に抱かれて/Looking at you~月はピアノに誘われて~ホントの君 ウソの君/REMEMbER ME?/Winter Comes Around/Still Love Her/誰かが君を愛してる/REMEMbER ME?(CLIP)/誰かが君を愛してる(CLIP)/UNKNOWN TOWN ~見しらぬ街~(CLIP)/THE RECORDING DOCUMENT NOW AND THEN (特典映像)
1997年12月5日に渋谷公会堂で行われたTALK&LIVEの模様を収めたDVD。TM NETWORKのサポート・メンバーとして活躍した故・日詰昭一郎の姿もある。また、宇都宮隆もゲストで登場し、TMナンバー「Still Love Her」をデュエット。もちろんトーク(MC)もたっぷり楽しめる。さらに「REMEMbER ME?」など3曲のビデオクリップも収録。ボーナストラックは、2010年の立川市民会館での弾き語りレコーディングと、今年9月撮影の最新曲。ともに初公開映像となっている。本編は40歳になったばかりの木根尚登、ボーナストラックは50代の木根尚登。本編はどこかTMN的な木根尚登、一方ボーナストラックはひとりのシンガー・ソングライターとしての存在感がみなぎる木根尚登。二人の木根尚登が物語っているのは、彼の音楽人が豊かであったこと。そして、2015年秋。自らの音楽人生をもっと豊かにすべく、木根尚登は動き出した。
(オリジナル発売日:1998年5月30日)
作品解説:藤井徹貫
品番:MATO-516/価格:¥13,000+税
まとめ買い購入特典:「木根テレ!」番組ロゴデザイン オリジナル巾着袋 を先着順でプレゼント!
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Sony Music Shop音楽情報バラエティー 『木根ラジ!』
出演:木根尚登・藤井徹貫
4回限りのスペシャル・プログラム。タイトルの通り、現在BSフジにて絶賛放送中の音楽通販バラエティー「木根テレ!」(毎週土曜日25:30~)の空気感をそのままラジオに採り入れ、木根尚登と藤井徹貫の軽快なトークで展開される、アルバム制作のエピソードやその当時の出来事など、ここだけでしか聴けない初出しネタが満載。「木根テレ!」同様、毎回生演奏コーナーも。番組は、10月23日(金)に第1回目、10月30日(金)に第2回目が公開され、11月まで全4回を公開する。
気分は“「木根テレ!」と勝手に連動!”です。