彼女は、「ありがとう 幸せになります」と言葉を残し、マイクをステージに置いた。
オーディション番組『スター誕生』がきっかけとなって芸能界入りした山口百恵は、1973年映画『としごろ』に出演し、「としごろ」で歌手デビュー。1974年、歌詞がセンセーションとなった「ひと夏の経験」のヒットにより、典型的なアイドルとは一線を画した独自の歌手として育ち、大きく花開きます。歌手として数々のヒットを残したばかりでなく女優としても多数の映画やTVに出演。“時代と寝た女”と称されるほど脚光を浴びました。そんな70年代が終わり、結婚を機に芸能界から身を引くことに。引退にともなって札幌から始まったMOMOE FINAL “THIS IS MY TRIAL”は10月5日武道館で最終公演を迎えます。ラスト・アルバムのタイトル曲「This is my trial」で幕を開けたコンサートは、初期のヒット曲をメドレーで挟みながら彼女の約7年半に及ぶキャリアの中で生まれた名曲の数々をちりばめたものでした。エンディングに「さよならの向う側」を歌い終え白いマイクをステージ中央にソッと置く姿は、一つの時代が終わった事を雄弁に物語る極めて印象的なシーンとして今もなお、多くの人の心に残っています。
今回の発売に当たり、初めてオリジナル・マルチテープから5.1ch Mixを施しました。Blu-ray Disc並びにSACDのハイブリッド盤共に、臨場感溢れるダイナミックなサラウンドサウンドによって、まるで日本武道館のアリーナ席にいるような感覚で楽しむことができるようになりました。
- 【Blu-ray】
- ■収録時間:144分
- ■2層
- ■16:9
- ■1. 5.1chサラウンド/DTS-HD(48KHz/16bit)
2. STEREO/リニアPCM(48KHz/16bit) - ■日本語歌詞字幕
伝説から神話へ 日本武道館さよならコンサート・ライブ
- OVERTURE
作曲:服部克久 - This is my trial(私の試練)
作詩・作曲:谷村新司 - 横須賀サンセット・サンライズ
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - I CAME FROM 横須賀
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - プレイバック Part 1
作詩:阿木燿子 作曲:馬飼野康二 - プレイバック Part 2
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 絶体絶命
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - イミテイション・ゴールド
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 愛の嵐
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 夢先案内人
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 謝肉祭
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 横須賀ストーリー
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 「スター誕生」AGAIN
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - INTERMISSION (instrumental) 美・サイレント~乙女座 宮~しなやかに歌って
- ひと夏の経験
作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 - 禁じられた遊び
作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 - 冬の色
作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 - 湖の決心
作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 - 春風のいたずら
作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 - 青い果実
作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 - としごろ
作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 - ロックンロール・ウィドウ
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - いい日 旅立ち
作詩・作曲:谷村新司 - 一恵
作詩:横須賀恵 作曲:谷村新司 - 曼珠沙華
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 秋桜
作詩・作曲:さだまさし - イントロダクション・春
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 不死鳥伝説
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - 歌い継がれてゆく歌のように
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - さよならの向う側
作詩:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 - This is my trial (Instrumental)
作曲:谷村新司
伝説から神話へ 日本武道館さよならコンサート・ライブ
- OVERTURE
- This is my trial (私の試練)
- 横須賀サンセット・サンライズ
- I CAME FROM 横須賀
- プレイバック Part 1
- プレイバック Part 2
- 絶体絶命
- イミテイション・ゴールド
- 愛の嵐
- 夢先案内人
- 謝肉祭
- 横須賀ストーリー
- 「スター誕生」 AGAIN
- INTERMISSION
- Medley
- ロックンロール・ウィドウ
- メンバー紹介
- いい日 旅立ち
- 一恵
- 曼珠沙華
- 秋桜
- イントロダクション・春
- 不死鳥伝説
- 歌い継がれてゆく歌のように
- さよならの向う側
- This is my trial (instrumental)