趣味の演芸
清水ミチコ
10th ALBUM国民の叔母、趣味を極めました。
1987年12月、『幸せの骨頂』でアルバム・デビュー以来、今作品『趣味の演芸』が清水ミチコ10枚目のアルバムになります。
「10人のインディアン」のメロディーにのせてレパートリーを披露する01、あの女優さんのインタビュー中に通りがかりの女優さんが続々乱入してくる「女優論」、日本を代表するシンガー・ソングライター3人が童話「ウサギとカメ」をモチーフに作曲を競い合う03~09、1975年「面影の女」というビッグ・ヒットを持つ“謎のインド人”チャダさんがゲスト参加のボリウッド歌謡10、人の振り見て我が振り直さない人たちの井戸端会議11、珍しい清水ミチコ地声によるピアノ弾き語り12、今回はこの人の作曲法、清水ミチコの秘密兵器“YAMAHA QY-100”が冴えわたる13、「G線上のアリア」にのせてとてもありがたいお話がじーんとくる14、この曲はこう歌うのが正解とばかりに熱唱を堪能できる15、今回はこんなメドレー16、そして、他人の声を借りて自分の思いを託した自作弾き語り17。
濃密な趣味の世界が50分強、ご堪能下さい。
プロフィール
岐阜県高山市出身。学生時代よりラジオ『オールナイト・ニッポン』、雑誌『ビックリハウス』等に投稿多数、そんなことから1983年10月ラジオ番組の構成作家を始める。次第に出演機会も増え、翌年からはテレビCM(森永、バスボン、キンチョウ、全日空ほか)の声のキャラクターを務め始める。1986年2月には渋谷ジァンジァンにて初ライブ。永六輔氏の目にとまり、諸々お世話になる。1987年4月フジテレビ系『冗談画報』でTVデビュー、同年10月同じくフジテレビ系『笑っていいとも』レギュラーとして全国区デビューを果たす。また、同年12月発売『幸せの骨頂』でアルバム・デビュー。翌1988年スタートのフジテレビ系『夢で逢えたら』にはダウンタウン、ウッチャンナンチャン、野沢直子と共にレギュラー出演、「伊集院みどり」のキャラクターがブレイク。
1992年リリースの『飴と鞭』以来13年ぶりになる2005年『歌のアルバム』、そして翌2006年『リップサービス』と立て続けにアルバムを発表。
デビュー20周年を迎えた2007年4月から25ヶ所に及ぶ全国ツアーを行い、その模様を初のDVD『LIVE!清水ミチコのお楽しみ会“リップサービス”』として2008年に発売。2009年8枚目のアルバム『バッタもん』発表、2010年にはこのアルバムをひっさげての全国ツアーを敢行、全国50ヶ所で計5万人を動員。
2012年、レコード・デビュー25周年を記念し、初のベスト・アルバム『清水ミチコ物語』をリリース。
2013年全国ツアー「清水ミチコのお楽しみ会2013 ~清水ミチコ物語~」実施。同年初の作り込み映像作品『私という他人』発売。同年12月30日武道館にて「国民の叔母清水ミチコのババとロックIN日本武道館」公演。
清水ミチコオフィシャルHP: 4325.net