ピーター・ポール&マリーの名曲に忌野清志郎が手がけた日本語詞を乗せた「500マイル」のカヴァーは、もともと細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美によるユニット、HISのアルバム『日本の人』(1991年)に収録されています。忌野清志郎プロデュースにより2003年にシングルとして発表された女性シンガー・ソングライター・Leyonaによる歌唱ヴァージョンは、彼女ならではの情感にあふれたヴォーカルが非常に印象的です。
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Leyonaさんご本人より、この楽曲についてのコメントをいただきました。
地元・広島で大ファンだった先輩バンドがカバーをしていたきっかけで、高校生の時に“HIS”の忌野清志郎氏の日本語ver.に辿り着きました。
「いつか清志郎さんと出逢うんだ」という夢と根拠の無い自信を持って上京し、後に一緒にバンドを組ませて頂いたりレコーディングをさせて頂きました。ご本人プロデュースでどうしても録音したかった『500マイル』。私はレコーディング時の歌入れで感極まって、後半の歌詞を“悲しくなるのをおさえて”を“泣きたくなるのをおさえて”と歌ってしまい、自分的にも良いテイクだったのでとても気にしていたら、清志郎さんは「いやーバッチリだね」と、その瞬間に生まれた本当の気持ちを優先して下さいました。そしてその頃「自転車でのルートで大体東京〜広島間は約500マイル」というエピソードまで頂き、どんなに感動したかは云うまでも有りません!
時も国境も越えて心に残る曲や清志郎さんの歌に出逢えた事は、わたしの音楽人生に於いて最も重要な出来事です。そしてそれはこれから先も変わることはありません。
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Leyona / 500マイル
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